コメントを書くに当たり、去年の冬に書いたシリーズ構成メモを引っ張り出してきました。
作品のテーマとして――。と題してこんなことが書いてあります。
生きる意味なんて、簡単には見付からない。
けど、人は生きたい。
半妖の秋人と、呪われた血の一族である未来。
孤独な二人は、この世界に生きる意味を知っていく。
そんな物語。
あれから一年が経ちました。スタッフ一同一生懸命作ってきました。
放送を迎えます。
見てください。よろしくお願いします。
こんにちは、キャラクターデザインを担当しております門脇です。
人生初のキャラクターデザインということで、設定を起こし始めた頃は異常な緊張に苛まれ、原作の挿絵として既にあるデザインをどこまで・どう生かすか悩み、自分の絵を見失ったりと迷走を続けました。
本編の制作作業に入る頃には自分なりの秋人たちを見つけることができましたが、まだまだ知り合ったばかり。
1枚、1カットごとに彼らを知る気持ちで描いており、彼らの以外な一面や表情を見つけることも多々あります。
描けば描くほど好きになっていく秋人や未来たちを皆様にも愛して頂けるよう、全力でぶつかっていこうと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。
そして未来の眼鏡はかわいく見えるように1カット毎に絶妙なバランスを探して描いており、動きに合わせてズレる動きや角度なんかにも拘っておりますので、ぜひ注目して頂きたいです!
「境界の彼方」監督を努めさせて頂いております。石立と申します。 作品の形はいわゆる青春アクションファンタジーです。ただそれは外の形であってその内側は少年、少女が自分たちの力で未来を切り開いていく「人」の成長物語です。
その物語の部分をしっかりと描きつつ、気持ちの乗ったアクションシーンを盛り込んで、観て頂いた方にとって気持ちよい映像。また純粋に見終わった後、面白いと素直に思って頂ける作品にしたいと思っております。 そしてやはり物語を通して、過程、結末と主人公たち登場人物の「心」に触れ観て頂いた方の心にも届く作品にしたいと何より考えております。 宜しくお願い致します!